プロのデザイナーが教える!初心者におすすめフォント選びの3ステップ

デザイン




みなさん、ブログのアイキャッチ画像などのデザインをしたときに、「あれ、どのフォント使えば良いんだ?」と迷ったことはありませんか?

デザインを学ぶ前は、わたしもそうでした。

とりあえずテキストを打ったときに自動的に選択されるフォントをそのまま使用したり、お気に入りのフォントを見つけては、そのフォントだけ使用したり…。

このように「なんとなく」でフォント選びをしている方も多いと思いますが、なぜそのフォントにしたのかしっかり意味を持って選んであげると、デザイン自体にも意味がプラスされて、ターゲットに伝わりやすいデザインが作れるようになります。

そこで、約1年半デザイナーとして仕事をし、現在では月30万まで稼げるようになった私が実践している、初心者でもできるフォント選びのコツを紹介します!

ぜひ、参考にしてみてください!

 

プロデザイナーが実践しているフォント選びの3ステップ

①フォントの種類を知ろう!

②それぞれのフォントの特徴と、見た人に与えるイメージで選ぶ

③フォントを使い分ける(ターゲットによってフォントを選ぶ)

私は、いつもこの3ステップでフォントを選んでいます。

では、それぞれ詳しく紹介していきます。

 

①フォントの種類を知ろう!

まず、フォントの種類を知りましょう。

私達が多く使用するのは和文書体(日本語)欧文書体(英語)ですが、それぞれ大きく分けて2つの種類があります。

まず、和文書体から見ていきましょう。

 

和文書体(日本語フォント)

①明朝体

太さが一定ではなく、トメ・ハネ・ハライがある。

 

②ゴシック体

太さが一定。

 

そして細かく分けると、この2種類のフォント以外にも、以下のようなフォントもあります。

③丸ゴシック体

ゴシック体の先端が丸くなったフォント。

 

④筆記体

筆で書かれたようなフォント。

 

⑤デザイン書体

ゴシック体・明朝体の枠にはまらない、個性的なフォント。

 

欧文書体(英語フォント)

①セリフ体

セリフ(文字のストロークの端にある小さな飾り)があるフォント。和文書体で例えると明朝体。

 

②サンセリフ体

セリフがないフォント。和文書体で例えるとゴシック体。

 

③スクリプト体

手書き風。筆記体。

 

よく知られているもの以外にもたくさんのフォントが存在しています。

これ以外にも多くの種類があり、すべて覚えるのは大変ですが、ここに挙げた種類は覚えておくと良いと思います。

 

②それぞれのフォントの特徴と、見た人に与えるイメージ

では次に、先程紹介したフォントにどのような特徴やイメージがあるのかを知っていきましょう!

 

和文書体(日本語フォント)

①明朝体

ゴシック体よりも見た目がシャープな印象なので、見た人に「高級」「洗練」「格調」「クラシカル」「フォーマル」等の印象を与えます。

実際に、高級アクセサリーブランドの広告では、明朝体が使用されていることが多いです。

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また、ターゲットが高齢者の場合も明朝体が多く使用されています。

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②ゴシック体

装飾が少なく視認性が高いので、デザインのタイトル部分に使用されたり、看板などの遠くからでも見えるデザインに使用されることが多い。

明朝体よりも「現代的」「カジュアル」「若さ」「親しみやすさ」等の印象を与えます。

実際に、若者向けのデザインやカジュアルな印象を出したいデザインに多く使用されています。

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③丸ゴシック体

ゴシック体の先が丸くなっているフォントなので、ゴシック体の特徴に加えて「かわいさ」「温かみ」があり、安心感を与えるます。

abc

 

④筆記体

「伝統」「和風」「古典的」な印象を与えます。

abc

 

⑤デザイン書体

この種類のフォントは型にはまらない種類が多く、幅広い特徴を持っています。

真面目な印象を与えるフォントから、くだけた見た目のフォントまであるので、求めるイメージに合ったフォントを適切に選ぶのが大切です。

 

簡単な分類分け(和文書体)

 

欧文書体(英語フォント)

①セリフ体

「高級感」「格調」「伝統的」など、明朝体に似た特徴を持っています。

abc

 

②サンセリフ体

セリフ体に比べて現代的な印象のフォント。

太いサンセリフ体はドシッとした印象なので「信頼感」や「安定感」を出したいときに、細いフォントは「軽やかさ」「スタイリッシュさ」を出したいときに使用しています。

abc

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③スクリプト体

万年筆で書いたようなフォントは「洗練さ」「高級感」を出したい時。

abc

サインペンで書いたような筆記体のフォントは「親しみ」「温かさ」を出したいときに使用しています。

abc

 

簡単な分類分け(欧文書体)

 

③フォントを使い分ける

フォントの使い分けには次の2点が重要です。

①デザイン全体で与えたい印象・ターゲットによってフォントを決める

②日本語は和文書体、英語は欧文書体を使う

それぞれ説明していきます。

 

①デザイン全体で与えたい印象・ターゲットによって決める

フォントの特徴・イメージが分かったら、自分がデザインしたいイメージと似たイメージを与えるフォントを選ぶのがおすすめです。

しかし、中には「自分のデザインしたいイメージが分からない。」という人がいると思います。

そんなときは、そのデザインのターゲット層を考えてみましょう。

同じターゲットに向けた他のデザインを観察してみることが大切です。

そこでおすすめなのがピンタレスト

Pinterest(ピンタレスト)
Pinterest(ピンタレスト)
開発元:Pinterest
無料
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例えば、『30代男性』がターゲットのデザインを作りたい場合を考え、ピンタレストで同じターゲット層に向けたデザインを探します。

『30代男性向け 広告』や『30代男性向け デザイン』等と検索してみると、たくさんのデザインが出てきます。

出てきたデザインを観察してみると、使用しているフォントは主に以下の3種類が多く見られました。

①カジュアルなデザイン、男性らしさ、若さを出したデザインには、ゴシック体が多く使用されている

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abc

 

②高級感のあるデザインには明朝体を使用しているが、細すぎない

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③疾走感を出したいときは、明朝体の斜体を使用している

abc

 

次に、どんなイメージを出したいのかで決めます。

高級感を出したいのであれば②のように、細すぎない明朝体を使うと良いでしょう。

このようにたくさんのデザインを観察しているうちに、自分がデザインしたいイメージを出すにはどんなフォントを使用すれば良いのかが分かってくるのです。

 

②日本語は和文書体、英語は欧文書体を使う

1文の中に日本語と英語が混ざっている文ってありますよね。

そういう場合は、日本語には和文書体を、英語(数字も含む)には欧文書体を使用するのがおすすめです。

例として「Designの作り方」という文で見ていきましょう。

 

どうでしょうか?

それぞれのフォントを使用した場合のほうが、英語の並びが美しくないですか?

なぜなら、和文書体は日本語を美しく表現するためにデザインされたフォントであるため、アルファベットの表現にはあまり向いていないからです。

反対に、欧文書体は数字やアルファベットを入力した際に並びや文字間隔が美しくなるように設定されているので、このようにそれぞれのフォントを使用するのがおすすめです。

その際に、2点注意があります。

①欧文書体が和文書体よりも一回り小さくデザインされている

②似たフォントを選ぶ

①の対策として、欧文書体は和文書体と同じフォントサイズに見えるように、少し大きいフォントサイズを選択すると良いです。

そのとき、文字の高さを揃えるように調整していくと合わせやすいですよ。

②は、例えば、和文書体をゴシック体にしたら欧文書体もサンセリフ体にすると統一感が出て読みやすくなります。

あえて英語の部分を目立たせるために似ていないフォントを使うのはありですが、特に意味もなくフォントの統一感をなくすのはやめましょう。

 

迷ったらこのフォント!

ここまでフォントの選び方について説明してきました。

でも「フォント選びにそこまでこだわる時間はないけど、おしゃれに作りたい!」という方もいると思います。

そんな方に、私がおすすめするフォントを和文書体・欧文書体ともに無料フォント・有料フォントに分けてそれぞれ選びましたので、もしよければ使ってみてください。

(あくまでも独断なのと、私の好みだけで選んでいます。)

無料フォント

和文書体(日本語フォント)

・源ノ角ゴシック

とてもきれいで読みやすいフォントです。

ダウンロードはこちら

 

・源柔ゴシック

源ノ角ゴシックの角を丸くしたフォント。

太めのゴシック体ですが、角が丸いなので、ゴシック体より力強すぎない印象で使いやすいです。

ダウンロードはこちら

 

・はんなり明朝

優しくて、ふんわりとしたフォントです。

上品な印象を与えたいときにおすすめです。

ダウンロードはこちら

 

欧文書体(英語フォント)

・Open Baskerville

「Times New Roman」のようなフリーフォントです。使いやすい。

ダウンロードはこちら

 

有料フォント

和文書体(日本語フォント)

・見出ゴ MB31

親しみやすさのあるフォント。

ダウンロードはこちら

 

・リュウミン

漢字と仮名の統一感があるフォント。

ダウンロードはこちら

 

・DSきりぎりす

個性的なフォントで、カジュアルな雰囲気や賑やかさを出したいデザインでおすすめ。

ダウンロードはこちら

 

欧文書体(英語フォント)

・Futura

有名なブランドのロゴにも多く使用されているフォント。

統一感があり、読みやすい。

ダウンロードはこちら

 

・Branding

個人的にとても好きなフォント。

文字のカーブしている部分の曲線がとてもかわいいです。

ダウンロードはこちら

 

まだまだ、たくさん好きなフォントがあるのですがここでは紹介しきれないので、特におすすめのフォントを厳選しました。

また、有料フォントを購入する際のおすすめサイトも紹介します。

DESIGNCUTS

このサイトは、有料フォントがまとめて安く購入できるパックを販売しているので、単体だと高いフォントも安く手に入れることが可能です!

また、フォント以外にもブラシ・グラフィック素材なども販売しています。

ぜひ、気になったフォントがある方は購入してみてください。

 

フォントを学ぶのにおすすめの本

このブログでも簡単に解説した書体のことから、文章のデザインまで詳しく書かれているので、特にデザイン初心者の方におすすめです。

また、フォントのことだけでなくデザインのルール・色・レイアウト等についても学べるボリュームたっぷりの一冊になっています。

 

フォント選びの3ステップまとめ

①フォントの種類を知ろう!

②それぞれのフォントの特徴と、見た人に与えるイメージで選ぶ

③フォントを使い分ける(ターゲットによってフォントを選ぶ)

この3ステップは、実際に私が行っているフォント選びです。

今までなんとなくでフォントを選んでいたり、どのフォントにしたら良いか迷っていた人は、ぜひ参考にしてみてください。