ボランティアをしたのに、自分を幸せにしようと思った話。

ハッピーな日々




わたしは大学生の時に、ボランティアツアーに参加したことがある。

マレーシアに行き、ストリートチルドレンや孤児院の子供たちと触れ合ったり、現地の貧困状況や格差を実際に見て勉強しようというツアーだった。

参加理由は、途上国の経済や環境について学ぶ学部で授業を受けていたため、途上国に興味を持ったのもあったが、本当はあまり変化のない学生生活に嫌気がさしていたから。

わたし、このままでいいの?

だから、参加したら何かが変わるかもしれないとそのツアーにとても期待していた。

ツアー開始

マレーシアに着きツアーが始まった。

一緒に参加した仲間とは日に日に仲良くなれるし、マレーシアのご飯はびっくりするくらい美味しく、最初のうちはとても楽しかった。

 

しかし、ツアーが進むにつれ、なぜかわたしは絶望感を感じていた。

早く日本に帰りたい、とまで思った。

出発前はワクワクとドキドキでいっぱいだったのに。

でもなぜ絶望感を感じているのか全く分からず、モヤモヤしたままツアーは進んでいった。

 

絶望感の原因

その日は、不法移民として移り住んでいる人たちがいるという場所に行った。

到着し、バスを降りると…

そこは、ただの森だった。

ここに本当に人が住んでいるのか疑うくらいの森だった。

草木をかき分けて進むと、ひらけた場所に板で作られた簡易的な部屋がいくつかあった。

これが家なのか…

不法移民について大学で勉強したことはあったが、本当にこんな環境で生活している人たちがいるんだと、衝撃を受けた。

百聞は一見にしかずとはこのことだと思った。

 

そして、その時思った。

「わたしはこの人たちのためになにもできない」

わたしが感じていた絶望感とは、自分の無力さだったのだ。

「何か変わるかもしれない」

「この子たちのために何かできることはないだろうか」

そう思って参加したのに、学生の力じゃどうにもならない現実がそこにあった。

 

救われた言葉

絶望感の中ツアーは進んでいったが、ある言葉に出会って私の人生は変えられた。

というか、この言葉に出会って私はこの絶望感から救われた。

「何もできないと、思っているかもしれない。でもあなたたちは家族や友達、自分の近くにいる人なら幸せにできる力がある。小さい幸せを繋げていけば、それがだんだん大きくなっていく。幸せは連鎖するんだ。」

その瞬間、はっとした。

わたし、マレーシアで何か出来ることを探す前に、周りの人を幸せにできているのだろうか。

できてる自信はなかった。

じゃあ、どうしたら周りの人を幸せにできるだろう?

そうか!幸せは連鎖するなら、まず私が幸せにならなきゃ!

そうすれば周りに繋がって、周りの人を幸せすることもできる!

 

マレーシアを去るときには、このツアーに参加してよかった、と思えていた。

 

 

2年経った今

あの経験があったからこそ、私はまず自分を幸せにするために、やりたいことはやるスタンスで生きています。

自分が幸せになるには何をしたら良いのか、どんな人生を生きたいのかを考えて取捨選択していけば、自ずと幸せになれるのではないでしょうか。

自分の幸せを繋がていったからと言って、あの時出会った不法移民の人達を救うことになるなんて思っていないし、絶対にそうなりません。

でも、自分に出来ることを小さなことでもやっていけば良いんです。

私自身、まだまだ周りの人を幸せにできているとは思いませんが、少しずつ自分の幸せが広げっていけばいいな、と思いながら生きていきます。

みなさんも、自分の幸せを周りの人に少しでも繋げてみてください。

みんなで「幸せだ」と思える瞬間を少しずつ広げていけたら、とてもステキな世界になりそうな気がします。

 

と、ここまで書きましたが、私が言いたいことはこの映画と同じことです。

とても良い映画なので、ぜひ見てみて下さい!